行政書士試験 勉強法

行政書士試験の勉強でのマーカーは効率よく引くべし!

行政書士試験の勉強でマーカーを使用する際は、効率よくマーカーを引くようにしましょう。

行政書士試験の勉強で普段使用しているテキストや参考書などに、蛍光ペンなどでマーカーを引くと、大事なところがはっきりと目立つようになります。
すると、後日復習をする際にどこが重要なのかがすぐに分かります。また、本試験直前期の総復習の際にもすぐに重要ポイントを把握することができますので、非常に効率よく復習をすることができます。

もちろん、普段の勉強でテキストなどにマーカーを引いておくだけでも後々役に立つのですが、マーカーの引き方をもっと工夫することで、さらに効率よく復習などをすることができるようになります。

まず、使用するマーカーの色を1つに限定するのではなく、複数の色のマーカーを使用するといいでしょう。

例えば、黄色の蛍光ペンのみでマーカーを引くとすると、マーカーを引いたところが大事なポイントであることは確かに分かります。
でも、これだとマーカーを引いたところ(黄色の部分)が全て大事だということになり、大事さの強弱をつけることができません。
復習をする際に、大事な部分が「とても大事」なのか、それとも「まあまあ大事」なのか、といったことまで分かっていれば、復習をする時間があまりないときでもメリハリをつけて復習をすることができるはずです。

そこで、マーカーを引く際には、例えば「とても重要」なところは赤色の蛍光ペンを使用し、「まあまあ大事」なところは黄色の蛍光ペンを使用するなどして、重要度の強弱をつけておくとよいでしょう。

また、複数の色のマーカーを使うやり方として、重要度の強弱をつけるだけではなく、例えば「原則」となる部分には赤色の蛍光ペンを使用し、「要件」となる部分には黄色の蛍光ペンを使用し、「効果」となる部分にはピンク色の蛍光ペンを使用し、「例外」となる部分には青色の蛍光ペンを使用する、といった使い方もできます。
こうすることで、復習の際に大変効率よく見直すことができますよね。

次に、複数の色のマーカーを使用する以外にも、おすすめのマーカーの引き方としては「できるだけ短めにマーカーを引く」ようにするといいでしょう。
勉強の際に、「あれも大事、これも大事」と思いながら勉強を進めてしまうと、おそらくマーカーを引く際に、長めにかつたくさんの箇所を引いてしまうこともあるかと思います。
すると、テキスト1ページの中でマーカーを引いた部分がかなり多く存在するようになってしまい、後々見返す時にどこが大事なのかが分かりづらくなってしまいます。
また、文章丸々マーカーを引くなどしてたくさんの箇所でマーカーを引いてばかりいると、実際問題として余計な時間がかかってしまいますよね。
これだと、限られた時間を有効活用できず、なおかつマーカーを引くこと自体が「目的」となってしまいかねません。肝心の「内容の理解と暗記」がしづらくなってしまうことが懸念されます。

以上のように、行政書士試験の勉強を効率よく進めていき、なおかつ効率よく復習ができるようになるためにも、まずは勉強の際に使用するテキストなどにマーカーを引くことをおすすめします。
蛍光ペンでなくても、普通の色ペンなどを使用しても差し支えありません。
そして、さらに効率よくマーカーを引いて、より効率よく復習ができるようにするためにも、複数の色のマーカーを使用することと、マーカーはできるだけ短めに引くこともおすすめします。

行政書士試験の受験勉強では、働きながら勉強したり子育てと両立させながら勉強したりすることもありますよね。
多くの受験生が、限られた勉強時間を有効活用し、より効率よく理解をしたり暗記をしたりするべく様々な工夫を施すことになるかと思います。
そんなときこそマーカーを使い、有効活用することを強くおすすめします。

  • この記事を書いた人

カオル☆

当ブログを運営する「カオル☆」と申します! 法律家になることが夢で、司法試験に挑戦していましたが、断念しました。 一念発起して行政書士試験にチャレンジした結果、無事に行政書士試験に合格することができました。 現在は、行政書士事務所にて日々実務をこなしています。

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